【R-18小説】第3話「ヌードデッサンモデルの果てに」

イントロダクション

俺は中村たけし。この春に東京の美術専門学校に入学したばかりの18歳。待ちに待った日がやってきた。

いよいよ明日は、ヌードデッサンの日である。これは学校ではなく、たまたまネットで美術学生のためのヌード写生会の募集広告が出てたので応募したのだが、参加費が5000円と超格安で、しかも定員枠が20名。しかも二人のヌードモデルが参加する。これは安いっていうので一目散で申し込んだのだが、本当に開催されるのだろうか、もしかしたらブスやババぁみたいな人だったら嫌だな。まぁ、5000円で女性の裸を目の前で見れるのだから、半分騙されたつもりでもいいか、そのほうが後で後悔しなくてもいいしな。俺なんてまだ18歳の童貞だし、もちろん女と付き合ったこともない。当然、生身の女性の裸なんて見たこともない。不安だなぁ、でも女性の身体ってどうなってるんだろうな、ネットや週刊誌でヌード写真は見たことはあるが、実際肝心なところは見たこともない、デッサン中に勃起してしまったらどうしよう。期待していいよな。あぁ、明日が待ち遠しい。

不安と期待が入り交じって、たけしは、悶々と一晩を過ごしたのであった。

「おはよう涼香。ねえ、どこかにいいバイトない?」

「おはようです、アキさん。どうしたんだべ、いきなり」

「駅前のルミネで春コートのバーゲンをやってるんだけど、金欠でさぁ」

「あ、それなら、わだすも欲しいと思ってた!」

「え、涼香も。さすが目の付け所早いわね。で、どこかいいバイトない?」

「実は、わだすずっと迷ってたんだけど、この前すごく割のいいモデルのバイトをネットで見つけたんだべ」

「モデルのバイトって?写真を撮られるの?エッチなのはダメよ」

「うぅん。水着での美術モデルだべ。スタジオ内でのデッサンモデルっていうんだべ。美大生の課外実習っていうもんらしくて、時給もなんと10,000円だっぺ」

「え? すっごぉい。なんでそんなに良いの?で、何時間のモデル?」

「確か3時間の拘束って書いてる、15分の休憩が2回あるから実際は2時間半ポーズを我慢するだけいいらしいとのことだべ」

「それはいい。よし、ダメ元で応募しようよ!!」

「アキさんすっかりやる気だっぺ」

「だって、モデルって座っているだけでしょ?」

「ポーズは座りも入れて3ポーズだっぺ。それぞれ50分くらいだって」

「それ、めっちゃおいしいバイトじゃない。3時間で30,000円。ねぇ、一緒に行こうよ!」

「わだすも迷ってたんだけど、アキさんと一緒だったら安心だな」

「じゃ、一緒に応募しよ!」

*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。

第1話 デッサンモデル

書類審査でめでたく合格したふたりは、いそいそと指定された会場に出かけた。

受付で案内された部屋で待つこと10分。デッサンの講師という人が現れた。

40代半ばくらいだろうか、口ひげを生やし、満面の笑みを浮かべてはいるが目だけは笑っていない。芸術家の人って、だいたいこんな感じなのだろうか。

促されるまま、アキと涼香は別室の応接室に通され、ソファの椅子に座った。

「お待たせいたしました。早速ですみませんが、こちらが本日の仕事の契約書となっていますので、確認をお願いします」

そう言いながらふたりに2枚複写の紙を手渡す。

「うわ。なにこれ。文字ばっかり。涼香読める?」

「そりゃ読めるだべ、でもこんなにたくさんの文字……」

「契約書は法的な文章で書かれていますので表現が難しいですね。でも、モデルの方にはいつも同じものを使っていますので、ご心配には及びません。報酬は1時間10,000円。それで3ポーズお願いすることになりますので、3時間拘束で3万円となります。デッサンが終了しだい現金をお渡しする旨を、ここに記載してありますね?」

「はい、確認しました!」

「ここが、大事です。もしモデルさんが途中で退出したり、契約を反故にした場合は報酬は支払われません。ここが一番大事な点ですよね」

「もちろん、それが一番大事です」

「皆さんそうおっしゃいますが、ポーズがキツイからと3時間の拘束に耐えらねないと途中で帰られるモデルさんもおられます。そのために50分ごとの休憩を入れているのですが、最初は身体が筋肉痛になってしまわれる方もおりますので」

「えー、そんなにキツイのですか、わだす運動オンチなもので体力に自信がない」

「大丈夫よ、涼香。3万円もらえるのだったら3時間なんてあっという間よ」

「アキさんが、そんなに言うんだったら、頑張るっぺ」

「ではそれでは、もう時間もありませんので、こちらの了承のサインをしてください」

「ここですね。はい」

「はい、ありがとうございます。それでは、あちらの更衣室で着替えをしてください。中に案内人の女性が待っています。詳細はそちらで聞いてください」

「こんにちはー」

「本日のモデルの方ですね。どうぞよろしくお願いします。では、こちらの水着に着替えてお待ちください」

サイズはあらかじめ伝えてある。アキ用の水着は、その巨乳を生かした肩紐のないビスチェふうセパレート水着。

涼香には胸の露出をやや抑えたハイネックビキニであった。ただしこちらはかなり大胆なTバックである。まさにそれは、ヒモブラ・ヒモパン状態のかなり露出過剰な水着であった。

「涼香、大丈夫?それ、お尻ほとんど丸見えだけど」

「いや、わだすもこんな水着着るって聞かされてなかったから、これで人前に出るなんて恥ずかしい? アキさんこそ胸元そんなに開けちゃって、大丈夫だっぺ?」

「大丈夫じゃないけど、いつもの混浴体験実習より、まだ布切れついてるだけマシよ。しかも写真に撮られる訳じゃないんだから、芸術家の卵さんたちの練習になるだけでも良いことしてお金もらえるんだから平気よ」

「さすがアキさん、やっぱり性格がポジティブだっぺ」

「それでは時間になりましたので、こちらにお願いします」

そう案内されて、ふたりは水着の上にタオルケットを羽織り、更衣室にあるもうひとつのドアから出た。そこはもうデッサン会場であった。

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